ビジョンを明確化するべき理由とその方法4つを解説!

皆さんはビジョンを持ち、明確化し、それをもとに行動できているでしょうか?

以前私は「帝王学」とは?押さえておくべき4原則を徹底解説!にて人の上に立つ人間はビジョンを明確化することが重要であると述べました。

そこで、今回は前回の内容をさらに深掘りしていきたいと思います。

1:ビジョンとは?

ビジョンとは、私たちが未来でどのような存在として輝きたいかを描写したイメージです。これを明瞭にもつことで、私たちの行動の指針となり、変わりゆく時代や環境の中でも自分たちの進む方向を見失うことなく進めます。実際、明確なビジョンをもつことで、迅速な意思決定や変化に柔軟に対応する力が高まるでしょう。

ビジョンがなければ、行動に一貫性がなく、やること全てが行き当たりばったりになってしまいます。

2:ビジョンを持つ4ステップ

さて、ではここから具体的にどのようにビジョンを持つ必要があるのか見ていきましょう。

2-1:まず夢を持つこと

まず、現在どのような状況にあり、自分は今後どうなっていきたいのかを考えます。ここで大事なのは、例えば年収1000万を稼ぎたいみたいな漠然とした目標ではなく、何年でどのような方法で1000万を稼ぐのか、詳細に設定することが重要です。また、今の自分ではまだまだ届きそうもない目標だとしても全然大丈夫です。貪欲に、人に話したら笑われるくらい大きな目標を持つことが大事です。

2-2:環境認識

次に必要なのは、環境認識です。特に難しく考える必要はなく、本質は戦略を立てることです。叶えたい目標の状況や他に似たような目標を持つライバルの動向を、データを用いながら客観的に分析し理解することが不可欠です。

2-3:本から学ぶ

ビジョンを持つにあたって自分一人で考えなければいけないなんてことはありません。各業界のトップレベルの人が書いた本を読み、参考にすることは何よりも重要と言えます。

以下に、個人的におすすめな本を紹介したいと思います。

1、三笘薫:VISION 夢を叶える逆算思考

一つ目は、サッカー日本代表の三笘薫選手による著書:VISION 夢を叶える逆算思考です。三笘選手といえば、2022年W杯で日本代表として大活躍したことはご存知かと思いますが、そんな彼がビジョンについて書いた本となっています。

2、ケン・ブランチャード:ザ・ビジョン やる気を高め、結果を上げる「求心力」の作り方

二つ目は、ケン・ブランチャード氏の著書:ザ・ビジョン やる気を高め、結果を上げる「求心力」の作り方 です。

リーダーシップやモチベーション論で数多くのベストセラーを誇る、アメリカのコンサルティング会社を経営している彼がビジョンについて書いた本もまた、成功者から学ぶ上では良い教材になります。

2-4:ビジュアライゼーション

夢を持ち、自分の位置を客観的に把握し、読書を通して他人の考えを学んだ後は、ビジュアライゼーションによってより明確化することが大事です。

具体的には普段から(特に夜寝る前)5年後、10年後の自分の姿をイメージして、自分の状況、自分は何をしたいか、どうあるべきか、その時周りにはどんな人がいて欲しいのか、それらが私たちの目指すビジョンとなります。これをすることで自分の潜在意識に猛烈な刷り込みがかかって叶えたいビジョンに向かって一直線で進むことができるでしょう。

もちろん、その他にも一人で抱え込まず、信頼できる人間に話すことで価値観を共有することも大事だと言えます。

最後に

結論として、明確なビジョンは私たちの行動の指針となり、思いの強さや方向性を示す大切な要素です。このビジョンを共有し、実践することで、組織全体が一体となって未来へと進むことができるでしょう。

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